お葬儀コラム
お彼岸にお供えする牡丹餅と御萩の違いとは?由来や時期による呼び名の変化を解説
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牡丹餅と御萩の違いをご存じですか
暑さ寒さも彼岸までと申しますが、まだ肌寒い日が続いております。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
3月17日より彼岸入りとなります。彼岸とは昼と夜の長さが同じになる時期を指し、春分と秋分がそれにあたります。一般的に春のお彼岸は、春分の日を中日とした前後3日間、合計7日間を指します。
お彼岸にはお墓参りをされる方が多いと思いますが、この時期にお供えする定番の食べ物があることをご存じでしょうか。
春は牡丹餅、秋は御萩
お彼岸のお供え物といえば、ぼたもちとおはぎです。漢字で書くと牡丹餅、御萩となります。
実はこの2つはどちらももち米とあんこを使った食べ物ですが、季節によって呼び名が変わります。その名前の由来は、それぞれの季節に咲く花にちなんでいます。
春:牡丹餅(ぼたもち)
牡丹の花のように大きく丸い形に成形されているのが特徴です。
秋:御萩(おはぎ)
萩の花のように小さく上品な俵型に成形されています。
あんこの種類が違う理由
呼び名だけでなく、実はあんこの作り方にも違いがあります。一般的に、牡丹餅はこしあん、御萩は粒あんが使われます。この違いは、小豆の収穫時期に関係しています。
小豆の収穫時期は秋です。収穫したての小豆は皮も柔らかいため、そのまま皮ごと食べられる粒あんとして調理されます。対して、春まで保存された小豆は皮が固くなっているため、口当たりを良くするために皮を取り除いたこしあんが使われるようになりました。
現在では保存技術が向上しているため、一年中どちらも食べられますが、季節の移ろいを感じさせる先人の知恵が込められているのです。
お供えに込められた魔除けと感謝の願い
お彼岸にこれらの和菓子をお供えする由来には、諸説あります。
古来より、小豆の赤い色には魔除けの効果があると信じられてきました。邪気を払う食べ物として、大切なご先祖様をお守りするために供えられてきた歴史があります。
また、もち米とあんこの2つの素材を合わせることから、ご先祖様の心と自分たちの心を合わせるという意味も込められているそうです。
ご先祖様を大切にするお彼岸
お彼岸は、私たち日本人にとってご先祖様を敬い、感謝を伝える大切な行事です。今年の春のお彼岸には、牡丹餅をお供えしてお墓参りに出かけてみてはいかがでしょうか。
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